伊東孝彦氏が52年間保持してきた雪ケ谷制御研究所は新横浜駅前のビルにあります。ユニークな研究・設計・プロトタイプ製作・実験・教育を行っています。
特筆すべき大きな実績としては、ディーゼルエンジンに使うグロープラグの革命的改良があります。1973年のオイルショックの時に大手自動車会社の委託により、考案、実験、試作、特許取得まで行いました。当時、始動までに25秒掛かっていたのを一気に1秒に縮めました。現在では、その改良型グロープラグが全世界で使われています。セラミックヒーターの発想、実験、試作を行ったのもその時でした。
キャパシタを5千本つないで自動車を動かす発想を即実験をして実証して見せたのは1980年代の終わりでした。現在米国のステラモーターが同じ発想で急成長していますが、20年も先行していました。
いずれも、機械屋とか電気屋という領域を分ける発想とは異なり、総合的に思索、発案、設計、実験、試作を短期間に行うところに伊東孝彦主宰の雪ケ谷制御研究所の真価があります。また、自ら特許を取るまでは行うが、それを利権化したり、資金に変えるようなことはしないのが伊東孝彦流のようです。世のため、ひとのために発想が活かせ、現物を作る喜びが信条のようだ。ですから、お金をつくることに時間を割けないと見うけられる。利用する技術者や企業も伊東孝彦の好意に本当に答えているでしょうか。
過去に行った主なプロジェクトをご参照頂ければ、伊東氏の発想と能力は把握できると思います。
特に売りは、キャパシタ、スマートグリッド(デジタルグリッド)など最先端の技術に精通し、50年の長い経験と年老いて益々盛んな論理力、創造力を活かした開発力にあります。更に特筆すべきは、機械・電気の広範囲にわたる分野での試し設計、試作品製作を独力で行うところにあり、短時間で少ない予算で行うことができます。
近年、後進の育成を意識して、大学、大学院、研究所の若手技術者を預かり、直接教育指導も行っております。
現在、国の超巨大プロジェクトの中心的技術開発に没頭。守秘義務により中身を記載できないのは残念。
後継者を育てるのが課題。伊東氏のお眼鏡に適う技術者を発見するのは難しいが、
60歳を過ぎたひとでも誰か名乗り出て、教えを乞うひとが現れないかとこのサイト
制作者は切に願っています。
2012.6.22に人力ヘリの会を立ち上げました。伊東さんを支援してきた住職が寄付をしたのが切っ掛けでした。
学友をはじめ、彼の周りの者が「是非、シコルスキー賞に挑戦しよう」と集まったのです。彼は既に構想も、構造計算も済ませています。
既に設計にも取りかかり、年末までに実機を制作し年末までに発フライトをしようと、有志とともに、動き出しています。 人力ヘリの会は休眠中です。
下記の主要プロジェクトの写真をクリックすると、個別のプロジェクトの説明画面にとびます。当面詳細案内は5プロジェクトのみ、いずれ6番以降もつくります。
雪ケ谷制御研究所は50年続けた伊東孝彦の個人の技術研究所です。機械、電気関係の分野で、問題解決、新製品構想、設計、試作、プロトタイプ製造、教育など幅広く活動をしています。下記のフォームで遠慮無くご相談ください。